【ACT2日】 フィンランドの携帯電話会社HMDが行った調査から、国内で多数の子どもがオンライン上で危険にさらされているとのショッキングな事実が明らかになった。
HMDは今年1月、英国、米国、オーストラリア、インド、ドイツの親子1万2,394人を対象に調査した。
調査によると、国内の8~15歳のおよそ40パーセントがオンラインで見知らぬ人物から定期的に連絡を受けていた。さらに、21パーセント以上が「見知らぬ人物によって、暗号化されたチャットのプラットフォームに誘導しようとされた」と答え、49パーセントが「ソーシャルメディアやメッセージアプリで、見たことを後悔する内容に遭遇した」と答えた。
国内で、子どもの32パーセントが性的または暴力的なメッセージを受け取っており、49パーセントが携帯電話で見た内容に恐怖または混乱を覚えた。
世界全体でも、子どもの37パーセントが、見知らぬ人物によって暗号化されたチャットに誘導しようとされている。
良い知らせとして、94パーセントの子どもが、保護者が子どもの携帯電話をチェックしたい理由を理解している。さらに3分の2の子どもは、周りの友達が携帯電話を持っているため携帯電話を持つプレッシャーを感じている。
連邦議会は昨年12月、世界でも初めてとなる、16歳未満の子どものソーシャルメディア使用禁止を法制化した。アルバニージー首相は「子どもたちが健全な対人関係を築くのに役立つ」「実際に会話するのを見たい」と話した。
各州政府・地域も、学校時間帯の使用禁止など携帯電話の制限に動いている。SA州は昨年10月、連邦議会に先立って子どものソーシャルメディア禁止を推し進めた。
ソース:news.com.au- HMD survey reveals horrific child safety danger in the online world