【VIC7日】 VIC州メルボルン郊外のアバロン空港で6日午後2時20分ごろ、17歳の少年が銃を所持して飛行機に乗り込んだとして、周囲の乗客や警察に取り押さえられたことが分かった。少年はバララット出身で、ジェットスター航空のシドニー行きJQ610便に乗り込んだとみられる。
飛行機の前方に座っていた乗客の一人、バリー・クラークさんによると、少年は乗客全員が搭乗した後に飛行機に乗り込んだもよう。その後、客室乗務員に近づいたが、確認書類の提示を求められると動揺した様子を見せたという。クラークさんは少年がショットガンを所持しているのが目に入り、即座に抑えこんだとしている。
エチュカで羊農家を営むクラークさんは、情報番組「ザ・プロジェクト」に出演しインタビューにも応じた。これによると、少年は作業員が着用する反射チョッキと作業用ベルトをつけており、作業員にみえるよう偽装していたようだ。クラークさんは、少年が様々な作業道具を所持しており、「実際に何をしようとしていたのか分からなかった」と話した。
警察は、少年がセキュリティフェンスを越えて滑走路に侵入し、飛行機に乗り込んだとの見方を強めている。少年は、航空機の不正制御、航空機の安全運航への危機、航空機への危険物の持ち込み、銃器所持など複数の罪で起訴された。
ソース:news.com.au-17yo boy charged after allegedly bringing gun onto Jetstar flight at Avalon Airport, Melbourne