政治

WA州選挙 労働党政府が圧勝で3期続投

【WA9日】   8日に行われたWA州選挙は、労働党政府の地滑り的勝利で3期続投となった。一方で間もなく選挙を控える連邦労働党は、WA州の選挙結果に甘んじてはならないようだ。

WA州のクック労働党党首は首相として初勝利を導いた。多数派政府に30議席必要なところ、8日夜の時点で労働党は少なくとも37議席を獲得した。クック首相は、「州野党のメッタム自由党党首から祝辞の電話を受けた。彼女にも、精力的な選挙運動を祝った」と勝利宣言を発表した。

前回2021年のWA州選挙は、パンデミック中の対応で州民から絶大的な信頼を得たマーク・マクゴーワン前首相が率いて圧勝。野党自由党は下院59議席中わずか2席、上院も36議席中7席のみを獲得した。マクゴーワン氏はその後、「疲れた」と任期半ばで急に辞任した。

ゴーマン連邦首相補佐相は9日、WA州選挙結果を称えつつ、「すべての選挙はそれぞれの競争だ。(労働党)連邦議員はアクセルを抑えられると思わないように」と警告した。

連邦選挙に関する主要世論調査は一貫して、労働党政府も野党保守連合も多数派政府を形成できず、絶対多数政党のない議会になると予想している。

ソース:news.com.au-2025 WA election: Warning to federal Labor after ‘historic’ state win

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