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シドニーの悪名高い環状交差点 1.5億ドルで改修へ

【NSW13日】  連邦政府のキング運輸相は12日、シドニーオリンピックパーク地区にある「DFOラウンドアバウト」として知られる環状交差点について、信号付き交差点に改修する計画を発表し、5,000万ドルを拠出することが分かった。州政府もまた5,000万ドルの拠出を決めており、改修費用として確保された予算は合計1億ドルに達している。

DFOラウンドアバウトは、ホームブッシュベイ・ドライブ、オーストラリアン・アベニュー、アンダーウッド・ロードを結ぶ環状交差点で、渋滞や長時間の待機に多くのドライバーがストレスを感じる場所として知られてきた。

平日のピーク時には、約5,000台の車がこの複数車線の交差点を通過し、週末はショッピングモール「DFO」を訪れる買い物客により、さらに交通量が増す。また、近隣のホームブッシュ、ウェントワース・ポイント、ニューイントンなど、住宅密集地域への主要なアクセス道路となっているほか、クードス・バンク・アリーナやアコー・スタジアムでコンサートやスポーツイベントが開催される際にも、交通渋滞が悪化する。

NSW州のグラハム道路相は、「大きなイベントに行くときも、仕事から帰るときも、ホームブッシュ・ベイ・ドライブは重要な道路だ」とし、連邦政府からの資金提供については、「シドニーで最も悪名高い交差点の一つを改修するための資金提供を歓迎する」と述べた。

改修案は数か月以内に公開され、地域住民との意見交換が行われる予定だ。デザインが決定した後、建設スケジュールが発表となる見通しだ。

 

ソース:news.com.au-Sydney’s notorious DFO roundabout to get $150m upgrade after congestion woes

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