【NSW16日】 シドニー市は、ごみを削減する目的で食品ごみ処理施設にミズアブの幼虫を試験的に導入した。1月の導入以降、食品廃棄物90トン近くが幼虫の餌として処理された。
毎年国内で食品730万トン超が廃棄される。国民1人当たり年300キログラムに相当する。家庭の食品ごみは、すべてのごみのおよそ34パーセントを占める。直接埋め立られた食品ごみは、分解時に二酸化炭素の25倍の強さのメタンガスを放出する。
シドニー市は住民のおよそ80パーセントがアパートに住み、食品ごみを入れる緑の蓋のごみ箱を持たないことから、昨年6月にミズアブの幼虫を食品ごみ処理に導入すると決めた。
アレクサンドリアのごみ処理施設内の輸送コンテナ式建物の中で、最大1,500万匹の幼虫が食品ごみを食べる。糞は肥料となり、虫は魚や鶏の餌、ペットフードのタンパク源になる。12か月の試験中、およそ2万2,500世帯から集められた食品ごみ最大500トンの埋め立てを避けられると期待される。
ムーア市長は「シドニーのごみの埋め立て地は早いペースで減ってきている」「生成された肥料と動物タンパク質を使って食物を育てる、経済サイクル的な解決策だ」と話した。
ソース:news.com.au- City of Sydney turns to millions of maggots to fight “war against waste”
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