【QLD21日】 QLD州の有名醸造所「XXXX(フォーエックス)」は、新商品としてジンジャービールを発売すると発表した。同社がアルコール入りのジンジャービールを製造販売するのはこれが初めて。「XXXXジンジャービール」として発売する。アルコール度数は3.5%で、同社が製造する飲料の中でもアルコール度数は最も低い部類に入るという。
XXXXのフィールドディレクター、ドノヒュー氏は、多くの人が、ビールのような味わいを持ちながらビール特有の風味を抑えた、低アルコール麦芽飲料「ニアビール」の代替品を求める中、アルコール入りのジンジャー・ビールの需要が高まっていると認識したと話した。
ニアビールは、アルコールの摂取料を減らしたいと考えるZ世代の消費者の間で特に人気が高まっているようだ。2024年のオーストラリア保健福祉研究所の調査によると、アルコールの消費量は2010年と比べて30%減少しており、がん協会の研究では、特に若い世代でノンアルコール飲料への関心が高まっているという。
ドノヒュー氏は、146年の同社の歴史の中で、オーストラリア人の飲酒スタイルの変化に合わせて進化し続けてきたと振り返り、新商品は「本物のジンジャージュースを使用し、爽やかでスッキリとした味わいを実現した」とアピール。「ビール愛好家とジンジャービール好きの両者に気に入ってもらえると確信している」と話した。
XXXXジンジャービールは、国内の酒類販売店で購入可能で、価格は6本入りで28ドル、1ケース(24本)で89ドルからとなっている。
ソース:news.com.au-Iconic Aussie beer brand XXXX announces the launch of new alcoholic ginger beer