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バリ島沖で観光ボート転覆 豪人女性死亡

【ACT22日】   インドネシア・バリ島沖で観光客を乗せたボートが転覆し、オーストラリア人女性が死亡した。

現地時間21日午後8時半頃、インドネシア首都デンパサール近くの海でシュノーケルツアーのボートが転覆した。乗っていた観光客13人のうち、11人がオーストラリア人だった。この事故で、キャンベラからバリ島を訪れていたアナ・マリーさん(39)が死亡した。さらに、ブリスベン出身のガブリエル・ヒニャコフさん(29)、オーストラリア国籍でバリ在住のシンタマニ・ワリントンさん(32)も負傷した。

ボートは、美しい景観で有名なペニダ島に向かっている途中だったと伝えられる。高波が原因とされ、マリーさんは最初の波で海に投げ出され、2回目の波でボートが転覆した。近くにいた船数隻が乗客らを救出した。

昨年9月には、事故現場近くの人気のダイビングスポットでオーストラリア人のパメラ・フィリップさん(67)が死亡した。事故はダイビング開始後わずか数分で発生した。

ここ数年でインドネシアで数百人が海洋事故の犠牲になっている。1万7,000超の島から成るインドネシアでは、ボートは安価な交通手段として人気だが、しばしば満員で安全規制は順守されていない。

ソース:news.com.au- Horror scene as Australian woman, 39, dies in Bali tragedy

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