【QLD24日】 ブリスベン市カウンシルは、バスとメトロでタッチ決済を開始した。これに伴い、QLD州南東部の全公共交通機関でクレジットカード、デビッドカード、プリペイドのビザおよびマスターカード、携帯電話やスマートウォッチなどデバイスによる決済が可能になった。
公共交通機関用ICカード「ゴー・カード」はこれまで通り使用できる。タッチ決済導入によって支払いオプションが増えたのみで、タッチ決済による追加料金はない。決済方法に関わらず、利用料金は1回50セントだ。
乗車時にゴー・カードを使い、タッチ決済で降車はできない。ビザのクレジットカードで乗車したら、同じカードで降車することが大切だ。プラスチックのクレジットカードとスマートフォンなどのデジタルクレジットカードは、同じ銀行口座にリンクされていても別物と考えられ、同時に使えない。タッチを忘れると、初期設定料金の2ドル50セントを課される。
デジタル決済には65歳以上のオフピーク割引は適用されない。シニア用のゴー・カードでオフピーク時のみ、無料で乗車できる。
QLD州の交通機関トランスリンクは、ゴー・カードは新しい技術についていけないとして、終わりが近づいていると考える。パンデミック中に現金が使われなくなったことで、バスの運転手にとって安全になり、乗り降りにも時間がかからなくなった。
ソース:abc.net.au- Here’s what you need to know as smart ticketing begins on all Brisbane public transport