【NSW7日】 シドニー行きの国際線機内で飛行中にドアを開けようとし、乗務員を攻撃したとして男が逮捕された。懲役最長30年が科せられる可能性もある。
シドニー空港で5日、マレーシア・クアラルンプール発のエアアジア便に乗っていた46歳のヨルダン国籍の男が逮捕された。男は飛行中に後部非常出口のドアを開けようとし、乗務員に機内中央に誘導されたところ、今度は中央の非常ドアを開けようとした。乗務員と乗客らが男を押さえつけたところ、男は乗務員を攻撃したとされる。
男は航空機の安全を脅かした罪2件、さらに乗務員攻撃の1件で起訴され、9日にダウニング中央地方裁判所に出廷する。1件につき最長で懲役10年が科せられる。
先月31日も、インドネシア・バリ島からメルボルンに向かっていたジェットスター便で、飛行中に女がドアのハンドルに手をかけた。アラームが鳴り、乗務員は非番の警察官の助けを得て女を阻止した。乗客200人以上を乗せた同機はバリ島のデンパサール国際空港に引き返し、女は現地で逮捕された。女はその後、オーストラリアに帰国したと伝えられる。
ソース:news.com.au- Man faces 30 years in jail for plane act