【NSW16日】 オーストラリアの老舗ファッションブランド「ジーンズウエスト(Jeanswest)」は、今年3月下旬から清算手続きに入り、今後6週間以内に国内全ての87店舗を閉鎖すると発表した。最大600人の従業員に影響が及ぶとみられている。
ジーンズウエストを20年に買収した、ハーバー・ガイダンス(Harbour Guidance)は、今後オンライン販売専業の形態で事業を継続していくとしている。ジーンズウエストは現在、在庫一掃セールを行っており、全国セール開始からわずか1週間で5万3,000本以上のジーンズを販売。売り上げは2,000万ドル以上に達したとみられている。
管財人を努めるピッチャー・パートナーズのべインブリッジ氏ら3氏は、債権者による第2回会合の延期を申請。第2回会合ではブランドの存続か解散かを投票で決定するため、今後の会社の方向性を決める重要な局面を迎えることになる。
実店舗は閉店が決まっているが、ブランドおよびオンラインストアは存続の可能性があるとされており、現在もあらゆる選択肢が検討されている。
べインブリッジ氏は、「同社は過去5年間にわたり、創業53年のブランドを再建しようと努力してきたが、実店舗の維持はもはや現実的でなく、今後も改善が見込めないと判断した」と述べた。また、従業員への今後の対応について明確な情報を直接提供していくと説明した。
ソース:news.com.au-Fashion retailer set to close stores in the coming weeks
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