【ACT20日】 来月の連邦選挙まで2週間を切った。ニューズポール社による最新の世論調査から、労働党がかろうじて政権続投になるとの見方が強い。
先週14~17日にかけて有権者1,263人を対象に行われた最新の世論調査によると、労働党の第一党支持率は1ポイント上昇の34パーセントになった。野党保守連合との2党比較でも52対48で労働党が優勢だ。「どちらが連邦首相にふさわしいか」でも、52対36でアルバニージー首相がダットン自由党党首を大きく引き離している。ダットン氏の人気は大きく下がっている。
主要政策別では、生活コストの支援(31対28)および質の高い保健システム(42対22)で労働党政府が保守連合を上回った。税の引き下げ(33対26)、最初の自宅購入支援(29対24)でも労働党が優勢だ。「トランプ米大統領との対応」も39対32で労働党に期待が高まる。
一方、経済成長(34対29)と国防(35対23)は野党保守連合が優勢だ。
賭博業界も労働党の勝利を予想する。TABの配当金は労働党勝利1ドル20セントに対し、保守連合勝利は4ドル50セント。スポーツベットも労働党1ドル22セントに対し、保守連合は4ドル30セントだ。
選挙キャンペーンは3週目に入り、22日から早期投票が始まる。多数派政府の確立には、全国150議席中76議席を獲得しなければならない。
ソース:news.com.au – Labor primary vote lifts to 34 per cent, Dutton falls in April 14-17 Newspoll