【NSW21日】 毎年アンザック・デーの4月25日、コインを投げて勝敗を決める賭博ゲーム「two-up(ツーアップ)」の参加目的で各地のパブは大混雑する。シドニー東部ノース・ボンダイのRSLクラブは、今年はツーアップを行わないと発表した。
ツーアップは第一次大戦中に兵士の娯楽として人気を呼び、現在は賭博法によって禁止されているが、NSW州ではアンザック・デーを含む年3日のみ許可されている。
ノース・ボンダイRSLクラブは、退役軍人会員の要請により、家族向けの場としてツーアップを行わないと発表した。同クラブは25日にボンダイ・ビーチで恒例の夜明けの式典「ドーン・サービス」を主催し、午前9時から営業する。
同クラブのブレイク・ジョンソンCEOは、「過去のアンザック・デーの午後、ツーアップが始まるとクラブ内は非常に騒々しくなり、若い家族連れのほとんどが帰宅した」「勤務中に亡くなった兵士を思い、家族のサポートを優先する日」「ツーアップを行わないことで25日の収益は減るだろうが、家族はもっと大切だ」と話した。
ウェイバリー・カウンシルのマーガレット・マーテン評議員は、「アンザック・デーは厳粛な日。RSLの判断は正しい」「ボンダイでツーアップができる場所は他に多数ある」と支持した。
ソース:news.com.au – North Bondi RSL scraps tradition of two-up in 2025’s Anzac Day proceedings
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