【SA22日】 SA州南東部の3つの地方議会で、ワクチンの懐疑論を奨励する動議が可決された。市民の健康が脅かされると懸念の声があがる。
州南東部ライムストーン・コースト地方のグラント、ローブおよびナラクールト・ルシンデールの3自治体は、ワクチンの懐疑論を奨励する動議を可決した。
さらに、同地域の全7カウンシルから成るライムストーン・コースト地方自治体協会(LCLGA)も、同動議に賛成するとした。SA州および連邦の保健相らに対し、現在および将来使用されるすべてのワクチンに汚染が無く、人間用ワクチンとして安全であると検査するよう求める。
地方議会のワクチンに対する動議は昨年10月、WA州ポート・ヘッドランド市が最初に行った。以降、新型コロナウイルスのmRNAワクチンに過剰なDNAが含まれたとの偽の情報に基づき、複数のカウンシルが同様な動議を可決させた。
SA州のグラント地方議会は、「新型コロナウイルスのワクチンは“実験的に承認された“」と訴える。
クイーンズランド大学のポール・グリフィン教授は、125のワクチン開発とマラリアの臨床試験に携わった。同教授は「公選された役職者が、評議会でワクチンの誤情報を推奨するとは無責任」「オーストラリアは保健専門家を多数抱えるすばらしい保健システムと大学を持つ。そこから情報を得るべき」と批判した。
国内でインフルエンザワクチンの接種率が下がる中、爆発的流行が懸念される。はしかの世界的流行も、子どもの予防接種率低下が原因とされる。
ソース:abc.net.au – South Australian councils ‘irresponsible’ for promoting vaccine skepticism
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