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国内経済成長を下方修正、インフレは上昇 IMF

【ACT23日】   国際通貨基金(IMF)は22日、世界経済見通しを発表した。この中で、米国の高関税によるオーストラリア経済への打撃は130憶ドルに上り、インフレも上昇すると警告された。

米国の関税政策を受けて、IMFは今年の国内経済成長率を2.1パーセントから1.6パーセントに、来年も2.2パーセントから2.1パーセントに下方修正した。インフレは前回予想の2パーセントから2.5パーセントに上昇すると考えられる。

米国の高関税政策による影響を最も受けるのは米中だが、オーストラリア経済への打撃も130憶ドルに上る。

米国の経済成長は1月時点で予想された3.3パーセントから1.8パーセントに下がる見通しだ。日本の経済成長率は、わずか0.6パーセントに留まるとされる。

IMFのチーフエコノミストは22日、「トランプ氏による高関税は世界経済に対し、非常に高いレベルの不確かさをもたらした」「過去80年動いてきた世界経済システムをリセットし、新たな時代に入る」と話した。

ソース:news.com.au – International Monetary Fund lifts Australian inflation forecast, tips economic growth to slow

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