【NSW26 日】 NSW州ネルソン・ベイにある2ベッドルームに関する賃貸契約の条件が、SNS上で非難を受けているようだ。家主の女性は、家賃が週380ドルの物件について、実際に滞在できるのは「約85%の時間」と限定し、自分がシドニーから戻ってくる週末は、物件を明け渡すよう要求しているという。
物件の広告には、「家主が個人的に使用するため、6か月間のうち約30日間(主に木、金、土の夜)は退去してもらう必要がある」と記載されており、家は家主がすぐに使えるよう、「良い状態」に保つことを求めている。
掲示板型ニュースサイトのレディットでは、このような異例の条件に対し、「それならば家賃も85%しか払わない」、「週4日間しか住めないのに350ドルって、毎週末どこに行けというの?」と批判のコメントが殺到したもよう。家賃には光熱費は含まれておらず、入居者は最低3か月の契約を結ぶ必要があるという。
入居条件は通常の条件と比べて異例だが、ある人は「それでも借りる人は現れるだろう」とコメント。「この地域では住む場所が本当に不足しているから、こんな条件でも誰かしらOKするだろう」と意見を述べた。
NSW州不動産協会(REINSW)の最新データによると、同州の住宅賃貸の空き状況は現在も「危機的水準」となっている。REINSWのマッキビンCEOは、「空室率は歴史的に見ても非常に低い水準を維持している」と述べ、「毎月同じ話を繰り返しているが、物件は減少し家賃は上がり続けている」と述べた。
ソース:news.om.au-‘For solo use’: Outrage over fine print in landlord’s listing for two-bed apartment in Nelson Bay