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屋根太陽光パネルの発電量が20%急増 新データから

【ACT26日】   気候変動・エネルギー・環境・水資源省が発表した新データによると、国内の屋根の太陽光パネルの発電量が夏の間に20%し、総電力量の16%に達したことが明らかになった。発電量の急増は、新規設置の増加と天候に恵まれたことによるという。

昨年の夏期は8,852GWh、2022/2023年は8,102GWhであったのに対し、昨年12月初旬から2月末までの全国での総発電量は10,592GWhとなっている。州ごとの内訳では、NSW州が25.4%増で第1位、VIC州が23.1%で第2位、僅差でSA州の22.5%が第3位となった。QLD州は18%、TAS州は8.9%、WA州のSouth West Interconnected Systemが6.2%であった。

クリス・ボーウェン・エネルギー・気候変動相は、アルバニージー政権が誕生して以来、屋根の太陽光発電の総発電量は55%増加し、3世帯に1世帯がソーラーパネルを使用していると発表し「このデータは労働党の 「Cheaper Home Batteries 」プログラムが非常に理にかなっていることを意味しており、オーストラリアの太陽光発電が世界の羨望の的であることを裏付けている」と述べた。

データによると、国内の屋根には現在400万枚以上のソーラーパネルが設置されており、QLD州が110万4,200枚、NSW州が106万7,900枚、VIC州が80万9,500枚でトップ3を占めている。WA州は53万4,800枚、SA州は42万6,800枚、ACT州は6万1,400枚、TAS州は6万1,400枚、NT準州は2万4,200枚となっていた。

オーストラリア・エネルギー市場運営局によると、2024年第四半期に再生可能エネルギーが供給した電力量は過去最高の46%に達している。

 

ソース:news.com.au – Australian rooftop solar output spikes 20 per cent, now accounts for 16 per cent of grid, new data reveals

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