冒険好きな旅行者向けに、全く新しい旅の提案を始めたのは、マレーシア最古の監獄、ジョホール・バール刑務所。つい先頃、ビジターセンターとして生まれ変わり、1泊50リンギ($A17)という低価格で同刑務所に宿泊できるようになったのだか、いまだ利用者がいない。
「宿泊者は独房に泊まって囚人生活をじっくり体験できます。枕なし、トイレなし、そしていわゆる”臭い飯”付きです」とアブドル・ワハーブ・カシム幹部刑務官は地元紙にアピールした。
まだ一人も利用者がいないことについて記者から質問されると、宣伝不足で、一般にあまり知られていないせいだと同刑務官は語った。