キャンベラ: オーストラリア経済は予想外の急成長をしたが、記録的な石油値の高騰が今後の経済成長に悪影響を与えそうだ。 7日発表された新たな指標によると、第2四半期の経済成長率は1.3パーセントで、年間の成長率は2.6パーセントとなっている。ジョン・ハワード首相とピーター・コステロ連邦財務相はこの報告を高く評価し、これらの指標がオーストラリアの将来の経済成長が確実なものだと示唆すると述べた。
“唯一の懸念は高騰するエネルギー費だ。特に消費者からお金を搾り取り、経営費をつり上げているガソリン代だ。”連邦証券の経済学者クレイグ・ジェイムス氏が述べた。
ハワード首相は高騰するガソリン値が消費者に更なる負担を与えていることは認めたが、連邦政府がガソリンへの課税をやめることは不可能だと述べた。