国の安全を脅かす人物であるとして現在メルボルンの刑務所に勾留されているアメリカ人平和活動家スコット・パーキン氏に関して、弁護士や移民局のスポークスマンが声明を発表する中、難民弁護士であるジュリアン・バーンサイド氏は、政府が氏を勾留するのは職権の乱用ではないかと問題を投げかけた。
バーンサイド氏は今日のABCラジオで、パーキン氏が本当に危険人物なのかどうかのアメリカ当局による確認、対応が遅れていると懸念。オーストラリア政府は危険人物である疑いのある人物を勾留する権利を有しているが、問題は今回その権利が一般市民やオーストラリアを訪れる人々を充分に保護するような正しいやり方で公使されたかどうかである、とも述べた。