12日オープンした香港ディズニーランドをオープン初日16000人が訪れた。この中の3分の1を占めると推測される中国本土からの旅行者が、香港の人々にカルチャーショックを与えている。
地元紙によると中国本土からの旅行者はディズニーランドの禁煙区域で喫煙し、裸足で園内を歩き回り、そしてトイレ以外の公共の場で子供に小便をさせていると報告されている。地元紙アップルデイリー紙は彼らの行為を“恥ずべき行為だ”と述べると同時に、彼らがまた香港ディズニーランドに大きな収入をもたらしていることも認めた。
旧イギリス領だった香港は1997年に中国に返還されたが、地元の人々の多くは彼らが中国本土の中国人よりも洗練されていて、高い教育水準をもっていると考えている。園内の清掃係の一人は入園者の大部分が地元香港人だった開園前のリハーサル日に比べ、開園当日の煙草の吸殻の多さに閉口している。
香港ディズニーランドノスポークスウーマン、エスター・ウォング氏は、各紙の報道が香港ディズニーランドのイメージを傷つけるのではという意見を否定した。氏は園内では入園者全員が靴を履かなければいけない事になっていると述べた。