東京 - 13日に厚生労働省によって発表された統計によると、100歳以上の日本人人口が初めて25,600人を超えた。今年9月末で、25,606人が100歳以上になると予想されている。これは昨年の数値を2,568人上回る最多記録となる。このうち85%以上が女性で、昨年から2,303人増加し、21,820人となる。
最長者は九州の福岡県に住む皆川ヨネさんで112歳。最長の男性は九州の鹿児島に住む110歳の徳田二次郎さん。沖縄県が47県の中で100歳を越える人口の全人口に対する比率が最も高く、10万人当たり51.43人となっている。全国平均は10万人当たり20.05人。
日本の伝統的に健康的な食生活と高い医療水準が100歳以上人口の増加に貢献していると思われる。日本政府が1963年に統計をとりだした当時は100歳以上の日本人は153人しかいなかった。1981年にその数は1000人を超え、1998年に10、000人を超えた。
しかし同時に、長寿は日本に深刻な問題をもたらしている。日本は長寿で知られると同時に、世界でも最低の出生率を持つ国の1つと言われ、これがこの国の年金制度に大きな危機をもたらしている。日本の人口は2007年には、第2次世界大戦後初めて減少すると推測されている。