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ラッセル・クロウ氏、サウスシドニークラブに入札

シドニー - オスカー受賞者のラッセル・クロウ氏がサウス・シドニーラグビーリーグクラブを数百万ドルで入札した。クロウ氏とその友人で事業家、ピーター・ホルムズ・ア・コート氏は、クラブの一部かあるいはすべてを買収するかを相談してきた。

同クラブの会長、ニック・パパス氏は、「クロウ氏とホルムズ・ア・コート氏は共同での買収を考えており、二人と話しをしてきた。我々は、非常に喜ばしく、光栄なことだと思っている。二人は我々に、この買収がサウス・シドニークラブをシドニーの地に定着させることになると話した。」と語った。

クロウ氏は難題を抱えたこのクラブの最も著名なサポーターで、同クラブの買収に以前より興味を示していた。「個人がクラブを所有できるアメリカのように、僕もクラブを持ちたいと思っている。」とクロウ氏は語った。

パパス氏によると、クラブの売却には同クラブのメンバーたちの承認が必要になるという。また同氏は、「これは数ある選択肢の中の一つにすぎないが、現在順調に手続きが進行している。とはいっても、まだ始まったばかり。クラブのメンバーが賛成し決定を下すときまでは、順調に進むだろう。」と語った。

2000年に映画「グラディエーター」でオスカー賞を受賞したクロウ氏は、6月にニューヨークのホテルで、接客係に電話機を投げつけた暴行容疑にかけられて以来、新聞の見出しをにぎわしてきた。
この暴行容疑が認められれば、クロウ氏はアメリカで仕事をする権利を失い、7年の懲役に服さなければならなくなる。

現在同氏は、南フランスで映画の製作中。水曜日には同氏の最新映画「フリック・シンデレラ・マン」のプロモーションツアーのため、オーストラリアに戻る予定。

 

 

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