シドニー - ニューサウスウェールズ州政府が今日発表した新運営条件に従い、シドニー水道当局は、1日さらに4000万リットルの水を節約するよう要求されることになる。これはバイプからの水漏れが原因で無駄にされた水の量に値する。
カール・スカリー公共事業相は、100年に1度の稀にみる最悪の干害の年だからこそ、水道局は水漏れ検知に通常の倍の努力をする必要がある、と語った。同公共事業相によると、シドニー水道当局は90億リットル以上の水を節約するため、この2年にかけて市内の家庭にさらに20万の節水用キットを設置する予定だという。この節水用キットには、節水機能が付いたシャワーヘッド、蛇口から勢いよく流れる水を止めるためのトリプルAの流量調整弁、、トイレがシングルフラッシュになるようにタンクに置く重りが含まれおり、シドニー水道局配管工によって取り付けられる。
年金受給者、コンセッションカード保有者、6人以上の家庭は、装置取り付け作業は無料でおこなわれるが、その他の人は22ドルかかるという。2007年までには、50万以上の世帯に節水用装置が取り付けられ、計画では1年に平均的な家庭21万世帯分の水が節約できると推測しているという。