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南アジアの大暴風雨で1300人以上が行方不明

インド 21日ロイター通信- 21日のベンガル湾を襲い50人が死亡した大暴風雨で、インド南部では少なくとも1000人が行方不明となり、バングラデシュでは何百人もの漁師が行方不明となっている。インド政府は約10万人が家を失ったと発表した。今回の暴風雨は海岸地帯のアンドラ・プラデシュ州に洪水を引き起こし、何千もの木や電柱がなぎ倒された。
 
救助隊はゴム製のモーターボートで洪水の中に取り残された人々を救助し、軍のヘリコプターは取り残された人々に水や食料を運ぶと同時に、屋根上に残された人々を救助した。現在何千人もが避難キャンプで生活している。死亡した50人の大部分は感電または家の崩壊によって死亡したとされる。
 
インドの東海岸地域とバングラデシュは、ほぼ毎年9月と10月に、ベンガル湾で発生するサイクロンの被害を受ける。1977年にはサイクロンによって1万人が死亡し、その19年後には2000人が別のサイクロンによって死亡している。
 

21日現在、何百台もの車がインドの東海岸地域と国南部を結ぶ主要高速道路上で立ち往生しており、ビサクハパトナムの空港は滑走路上の水が引かないため閉鎖2日目を迎えている。

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