キャンベラ - 各州のリーダーたちは今日、キャンベラに集まり、新反テロリズム法の権限に関する会談をジョン・ハワード首相と行う。
連邦政府はテロ容疑者の動きを制限し追跡する権限、また容疑がなくても最長2週間まで拘留できる権限を主張しており、この点に関して他のリーダーたちの支持を得たいと考えている。州首相らは、基本的には新法律の権限には賛成だが、権限が乱用されないように新法律に期限を設けるべきだと主張している。
ブラクッスビクトリア州首相は、新法律は10年間の期限で3年ごとに見直しがされるべきだと考えている。また、イエマニューサウスウェールズ州首相は、権限については議会の監視のもとに行われることを主張している。一方ビーティークィーンズランド州首相は、その役割は独立した公益監視機関で行われるべきと反対意見を持つ。
この反テロリズム法に関して、イスラム地域社会や市民自由論者はイスラム教徒を標的にした不公平な法案であると懸念を示している。