ブリスベン 27日- 最新のティーンエイジャーの睡眠パターンの調査によると、高学年の生徒の寝不足解消のためには高学年生徒の早朝の授業数を減らすべきとされている。 この調査は精神学の博士課程学生スザンヌ・ワーナーによって行われ、3校のメルボルンの高校に通う385人の生徒を対象に、休みと通学の期間の睡眠パターンの違いを調査した。その結果、15歳から18歳の学生は一般的により情緒不安定で、通学期間に休み期間と比べて2時間少ない睡眠時間をとっている。ワーナー氏によると、ティーンエイジャーは幼少期同様に1日9時間15分の睡眠が必要であるが、現実はこれよりもかなり少ない睡眠時間となっているという。
オーストラリア及び海外での研究によると、世界中のティーンエイジャーは翌日に学校が有る無いに関わらず夜11時前後に就寝する傾向がある。「高学年の学生は勉強の負担が大きいので、睡眠不足問題を解決する為、彼らがもっと睡眠時間をとれるように学校側は早朝の授業を減らすべきです。」とワーナー氏は述べた。
「最良のアドバイスは、テレビ、コンピューター、そして携帯電話を早めに消すことです。もし子供がこれらを自分の部屋に持っていると、これが睡眠不足の大きな引き金となります。多くのティーンエイジャーが夜中の友人からの携帯電話の音で睡眠が邪魔されることを問題として挙げています。」