キァンベラ 27日 - オーストラリアのデジタルTV放送への変換、統合が当初予定より6年遅れ2011年になりそうだ。この期限までに放送のデジタル化に対応できない放送局は罰金を請求される可能性がある。
現時点の予定では、各放送局は大都市圏に住む人々には2008年までに、そして地方の人々には2011年までにデジタル放送を提供することとなっている。しかし、新たに通信相ヘレン・クーナンによって提案された計画によると、国全体で統一されたデジタル放送化への期限を設けた方が良いとされ、“はっきりとした期限日を設定することによって、デジタル放送化をより効果的に実施することが出来る。”と述べられている。
デジタル放送は2001年にオーストラリアの都市圏で開始されたが、デジタルTVの普及はなかなか進んでいない。米国では2006年にアナログ放送が中止される予定で、英国では2008年が予定されている。