米国アーカンソー州 リトルロック、28日 - アーカンソー州のジェリー・エドワード医師がハリケーンカタリーナの避難者に対し、無料で中絶手術を施している。中絶反対派からの抗議にもかかわらず、エドワード医師は既に6件の中絶手術を無料で行った。通常、初期妊娠期間の中絶には525ドル(690豪ドル)から600ドル(788豪ドル)がかかる。
エドワード医師は、「今中絶を行わなかった場合、彼女達は妊娠が更に進んだ後になって手術を受けることとなり、母体への危険が大きくなる。」と地元テレビで述べた。
アーカンソー州生きる権利会の執行取締役ローズ・ミムスは、エドワード医師が物質的な所持品を失った女性達を更に苦しめる危険があると指摘した。しかし、アーカンソー・オクラホマ州計画家族センターのマービン・シュワーツは、エドワード医師は女性達に必要とされているサービスを与えているだけだと述べ、「いつ中絶手術を受けるかはとても重要な問題です。妊娠の早い時期であればあるほど、手術の危険が少なくなります。」と続けた。