シドニー 28日 - 28日に行われたNSW州の農場経営者の会合で、農家が干ばつの実質的な被害だけではなく、その家族全体を含む精神的な被害に苦しんでいると発表された。会合はNSW州のパークスでNSW 州農場経営者組合によって開かれた。組合長ジョック・ローリーは連邦政府の援助でNSW州の干ばつ地帯に追加の援助資金が支給されたが、農場経営者とその家族は現在も干ばつによる精神的な被害に苦しんでいると述べた。
干ばつの被害を受けた地方地域社会の他の問題として、農家への信用貸しを延長していた地元企業が経営難に陥っている点が挙げられた。負債の中には何年も未支払いになっているものがあり、地元の中小企業にとって大きな問題となっている。
NSW州の77%が干ばつの被害地域と指定されており、さらに22%が準干ばつ地域とされている。農家が今年収穫をあげられるかはまだはっきりしていない。