シドニー - 州政府が飲酒運転者に対する無罪判決が増加している事実を懸念し、ニューサウスウェールズ州の裁判所では今後、飲酒運転者に今まで以上に厳しい罰則が課せられることになった。
ニューサウスウェールズ州ボブ・デブス法務長官は今日、飲酒運転者に対する判決を厳しくするという裁判委員会の報告の結果を歓迎すると表明した。同法務長官は昨年、飲酒運転者の条件付き釈放の判決が増加しているという統計結果を受け、最高裁判所に対し判決を厳しくするように要求した。
飲酒運転の罪を課せられたドライバーは強制的に運転免許が剥奪される。しかし、治安判事は犯罪法10項に基づきドライバーを釈放することができる。
デブス氏によると、新しく発表された報告で、昨年の同氏の要求により飲酒運転に対する罰則が厳しくなることが明らかになったという。同法務長官は「飲酒運転者を擁護するための政府ではないのだ。裁判所に対し、飲酒運転の罪を犯したドライバーを毅然とした態度で処理するよう地域社会が願うのは当然のことである」と語った。
【QLD20日】 米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが、効果のない風邪薬を故意に販売していたとして、国内で集団訴…