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パキスタン、1000もの病院が地震で崩壊

国連の地震被害の報告書によると、8日パキスタンの首都イスラマバート北部及び、インド北部とアフガニスタン北部を崩壊させた地震によって、パキスタンで約1000もの病院が完全に崩壊し、地震による多数の負傷者の緊急治療の妨げとなっている。これはパキスタンのみの推定数で、現場で救助のコーディネーターとして働く国連関係者からの情報をもとに計算されている。病院の崩壊で多数の医者、看護婦を含む医療従事者が死亡または重症を負った。
 
パキスタン政府は各国にたいし、野営病院の設置、薬、医療器具などの援助を呼びかけている。イスラムバート市も400万人にもなると予想される避難所生活者のためにテント、ビニールシート、毛布などの援助を求めている。緊急に必要とされているその他のものは貨物ヘリコプターと食料。
 
世界健康機関(WHO)は、水と公衆衛生設備の設置、及び子供達の為のはしかのワクチンが緊急に必要と忠告した。
 
WHOのアラ・アルワン氏によると、現状では医療品、水、汚水処理設備、そして現金の寄付が最も役立つという。

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