モスクワ 24日 -シベリア南部に位置するロシアのアルタイ地域にて、鳥インフルエンザの発生が新たに認められた。これは先週モスクワの南部、ウラルとツラ地域での鳥インフルエンザの発生に続くものである。
このウイルスがH5N1型のウイルスかどうかはいまだ明らかになっていない。だがこの抗体がH5N1型と判明すれば、人間への感染への危険性が高い。
ポクロブカ村の養鶏農場で大量死した59羽の鳥の体内からは鳥インフルエンザの抗体が確認された。ロシアでは7月に発見された最初のウイルスに続き、7箇所で鶏がウイルスに侵されていることが分かっている。EU(ヨーロッパ連合)はルーマニア、ロシア、タイ、トルコからの鳥の輸入をすでに禁止している。