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7万人以上のオーストラリア人が覚醒剤に依存

シドニー 27日 - 新しく実施された調査の結果、メタフェミン(覚醒剤)中毒者の数は現在、ヘロイン中毒者の数の2倍以上に上ることが明らかとなった。シドニーにて今日公表された報告書の内容は、覚醒剤の輸入、販売、需要、価格、犯罪との関連性、覚醒剤使用と健康面、社会面の問題に関する調査となっている。

合成刺激剤として人気が高まるメタフェミン(覚醒剤)はスピード、クリスタルといった名前で売買されている。メタフェミンは口や鼻からの吸引、注射による摂取、また経口剤として摂取することが可能。

報告書によると、オーストラリア人の10人に1人が人生の中でメタフェミン(覚醒剤)の使用経験があり、そのほぼ3分の2がメタフェミンを常用し、依存症を引き起こしているという。覚醒剤を常用する若者はパーティーなどでメタフェミンを使用することが多い。タバコのように簡単に吸引することが可能なため、薬物使用が一種の娯楽になっている。

メタフェミンはエクスタシーやマリファナよりも中毒性が高く、常用者は最終的にヘロインに手を出すようになることが多い。

 

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