バリ 28日 - エクスタシーを所持していた容疑で裁判に赴いたオーストラリア人モデルミッシェル・レズリー被告は今日、群がるインドネシアの報道陣からひやかしの口笛などの侮辱行為を受けた。
カメラマンや報道局の関係者はレズリー被告が拘留されている独房の柵の前にどっと集まり、「レズリー、愛してるよ」などと叫ぶ声も聞こえた。
レズリー被告は8月19日にクタ近くで開かれたパーティーで、ハンドバックに2錠のエクスタシーを所持していたところを警察に逮捕された。
裁判は16分ほどの短時間のもので、レズリー被告は名前、年齢、宗教などについての質問に答える以外、ほとんど何も語らなかった。
検察官は来週の火曜には警察とリタリンという薬をレズリー被告に処方したビクトリア州の医師を含め、7人の参考人を裁判所に呼び寄せる予定。弁護団はレズリー被告の刑を3ヶ月にするよう、判事に働きかけをしたいと語った。