[メルボルン-30日]ヘロイン密輸容疑でシンガポールで死刑判決を受けたメルボルン出身のニュエン・トング・バン被告の母親が、息子の命をなんとか助けてほしいと訴える手紙をオーストラリアの国家元首であるエリザベス女王宛に書いた。
その手紙はベトナム語で書かれており、ニュエン被告の弁護団に渡され、現在英語に翻訳中。死刑執行をやめてもらうよう、女王からシンガポール政府に働きかけてほしいと綴られている。
弁護団はここ数週間は刑の執行はないものと見ている。シンガポールでは通常、死刑は金曜日の朝6時に行われるという。