[シドニー-2日] オシャレなゲイ男性がストレート男性を変身させるアメリカの人気TV番組「クイア・アイ・フォー・ザ・ストレート・ガイ」のパーソナリティを務めるカーソン・クレスレイがオーストラリアのブロードキャスターのコメントに激怒。
昨年11月、朝のラジオ番組でジョン・ローズがカーソンのことを「横柄な気取り屋」だと言ったことに対し、「気取り屋」と呼ぶのは気にしてないが、「横柄」だと評したのは許せないと激しく非難した。
「“気取り屋”って言葉はよく意味はわからないけど、アプリコットとイチジクをミックスしたようなエキゾチックな響きで悪くないわ。でも、“横柄な”気取り屋って言い方には我慢できないないの」とカーソン。
ゲイ解放運動家のギャリー・バーンズ氏が中心となり、ジョン・ローズのコメントはNSW州行政決定審判所(ADT)に提出された。
ジョン・ローズ側はADTの判決が下される前日、ゲイ新聞を通じて謝罪を発表。
一方、オーストラリアの放送規制機関、AMCAはジョンのコメントは侮辱的で無神経なものには違いないが、放送コードの基準はクリアしているとの見解を示した。