[シドニー-14日]NSW州警察は昨年12月、ルーカス・ヘイト原子炉近くで、先日シドニーで逮捕された8人のテロ容疑者のうち3名が乗った車を止めていたことが明らかになった。
この事実は、先週金曜日にシドニーの中央地方裁判所に出廷した8容疑者に関するNSW州警察当局の資料として提出された。
資料によると、マゼン・トウマ、モハマド・エロマー、アブドル・ラキブ・ハッサンの3容疑者の乗った車は昨年12月、シドニー南部のルーカス・ヘイト原子炉近くでNSW州警察に止められた。彼等は小型オートバイも所持していてそれに乗ろうとしていたらしい。
トウマ、エロマー、ハッサンの3容疑者は他の5名と共にテロを計画し、その準備の為の爆弾製造を企てていたところを逮捕された。
しかし、3容疑者はその日の出来事に関して別々の見解を示しているという。
原子炉貯蔵庫の入り口の錠は切断されていたことも公表された。