[アンマン/ヨルダン-13日] 先週、ヨルダンの首都アンマンのホテルで発生し、57名の死者を出した同時爆破テロで、実行メンバーの1人で自爆テロを実行しようとして失敗した女性が逮捕された。
その女性は、同爆破テロのターゲットの一つ、ラディシンSASホテルの結婚式会場での自爆テロを夫と共に計画したが失敗。夫は彼女を式場の外に出るよう指示した後、テロを遂行した。
彼女はヨルダンでのテロを首謀したと見られているアルカイダのリーダー、ザルカウィ容疑者の元側近(ファルージャで死亡)の妹。
女性がヨルダンの国営テレビで行った犯行自白によると、彼女の名はサジダ・マブルク・アトルス・リシャウィ、イラクのラマディ出身の35歳。今月5日に夫と共にパスポートを偽造してヨルダン入りした。
彼女が身体に巻きつけていた爆弾ベルトも同時に公開された。