シドニー14日 - ニューサウスウェールズ州で5年前に溺死したと思われていた男性が、死を偽り350万ドル相当の生命保険を受け取っていたことを認めた。2000年6月3日、ニューキャッスル北部のボート事故で、シドニーにて土木工業を営むハリー・ベントレイ・ゴードン被告は溺死したと思われていた。
今日裁判所に赴いたゴードン被告は、詐欺行為によって保険金を受け取ったこと、また虚偽の演出をしたことを認めた。また、同被告は偽造の渡航文書とオーストラリアパスポートを所持していたことを自白。
ゴードン被告は先週の月曜、今まで暮らしていたニュージーランドを発った後、シドニー国際空港で逮捕された。2001年4月に行われた審問では、ゴードン被告の検死を担当した検死官は、ゴードン被告が生きているとは考えられないと語っていた。