パース 16日 - 西オーストラリア州政府は、学生の義務教育卒業時期を現在の15歳から17歳に上げる法案を可決した。来年から施行される新法案によると、2006年には義務教育の卒業時期が16歳に引き上げられ、2008年には17歳になる。学生は規定された年齢まで、学校または訓練機関に在籍しなければならない。これは過去40年の西オーストラリアの教育制度で一番大きな改革。
リジアナ・ラブリック教育訓練相は、「新法案によって、学生達は将来仕事で成功していく為の最善の準備を約束される。さらに、新法案は各生徒の将来の為だけではなく、西オーストラリア州が経済発展を続けることにも貢献するだろう。」と述べた。
最近の経済報告書によると、教育年数の少ない人は高等教育を受けた人より20%少ない収入を得ている。