[シドニー/20日]世界的にテロが頻発している中、政府の安全対策を信用せず、公共の交通手段の利用を懸念するオーストラア人が増えている。
デイリー・テレグラフ紙とナインネットワークが5500人に行った調査では、37%が1年以内にテロが起きると予測しており、33%は起こらない、30%はよく分からないと回答した。
テロの心配から今後海外旅行をしないと答えた人は17%、またオペラハウスやハーバーブリッジ、多くの人が集まる場所にいくのを避けるという人もほぼ同じ割合にのぼった。電車の利用をやめた人が7%、乗車中に不審なものを目撃し電車を降りたという人も6%いた。半数は政府の安産対策を信用しておらず、また35%は時々不審な人物を目にすることがあり不安になると回答。81%の回答者は警察は犯罪戦争に打ち勝っていないと見ており、警察の働きを評価しているのはわずか11%だった。
政治については、40%がハワード首相に満足しており、モーリス・イエマNSW州首相の支持率は15%にとどまった。