シドニー -カンタス航空は23日、連邦政府公共利益監査委員と会合を持ち、連邦政府がオーストラリアの空港の警備体制の強化を要求すれば、航空券の更なる値上がりにつながると警告する予定。
カンタス航空最高執行責任者ピーター・グレッグは22日、「他の国と違い、オーストラリアでは航空会社が警備の費用を負担し、これが結果的には航空券に上乗せとなり乗客への負担となっている。米国では警備体制は政府が費用を負担している。
国の警備保障に関するならば、尚更政府の関与があるべきだ。」と述べた。
また同氏は、燃料費の値上がりに関して、原油価格は1バレル当たりUS 45ドル以下に戻りそうだが、いつ値下がりするかは分からないと述べた。度重なった米国のハリケーンの被害で、原油価格は一時1バレル当たりUS70ドルを超えた。