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心臓病予防には地中海料理が効果的

ニューヨークで26日発表された最新の研究結果によると、地中海料理を3ヶ月食べることによって、心臓病の危険性が15パーセント減少する。アメリカのクリニカルニュ-トリション誌で発表された同研究報告書によると、全粒粉、果物、野菜、ナッツ類、魚類、オリーブ油を多く含み、赤身肉を少量しか含まない地中海料理は心臓病予防に効果的だという。
 
同研究は平均的な心臓病リスクを持つ健康な212人の男女を対象に行われ、1グループは地中海料理を、もう一方のグループは低脂肪食を3ヶ月食べた。地中海料理グループは魚を週4回、赤身肉を1回食べ、男性は1日グラス2杯のワイン、女性は1杯のワインを許された。 低脂肪食グループは赤身肉の代わりに鶏肉を食べ、魚を週2、3回食べ、果物、野菜、低脂肪乳製品、植物油を中心とし、飽和脂肪酸の多く含まれる食べ物を避けた。
 

地中海料理グループではコレステロール値が7.5パーセント、低脂肪食グループでは4.5パーセント減少した。総合的な心臓病の危険性はそれぞれ15パーセントと9パーセント減少した。

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