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世界で最も過剰評価されているオーストラリアの不動産

キャンベラ 29日 - 経済協力開発機構(OECD)の報告によると、オーストラリアの不動産価格は先進国の中で最も過剰評価されている。同調査結果によると、2004年のオーストラリアでの不動産価格は51.8%過剰評価されており、2位のイギリスは32.8%。また、オーストラリアはニュージーランド(平均8.0%)についで世界で2番目に高い平均7.1%の不動産金利を持つ。
 
1970年以来、オーストラリアでは世界最多の6回の不動産ブームがあり、各ブームは平均して43ヶ月継続し、不動産価格は各ブーム時に平均して31.6%上昇している。不動産価格の下落は平均して30ヶ月継続しており、各下落時に不動産価格は平均10.1%減少している。
 
OECDの予測によると、シドニーとメルボルンで2004年初頭から始まった現在の不動産価格の下落は、価格減少または横ばいの状態が2006年の第4半期までは続く見込み。

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