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喫煙者は口頭ガンの危険性大

メルボルン - 癌センタ-とオーストラリア歯科協会によって30日発表された最新の統計によると、喫煙者は非喫煙者に比べ、口頭癌にかかる確率が4倍だという。同報告書によると、ビクトリア州で毎週4人が口頭癌と診断されており、このうち25%の患者が死亡している。
 
喫煙者で更に多量に飲酒する者は、アルコールと煙草の組み合わせがDNAに影響を与えると考えられる為、特に高い口頭癌の危険性を持つ。これは男女ともに見られる傾向。
 
オーストラリア歯科協会ビクトリア州代表のクリス・キァラハンは、「口頭癌はとても死亡率の高い癌だが、早期発見が生存確率を大きく上げる。喫煙を止めることで口頭癌の危険性はすぐに減少する。」と述べた。
 
喫煙者自身が喫煙による口頭癌の危険性を知らないことも問題となっている。同調査では95%以上の喫煙者が喫煙による口頭癌の危険性を知らなかった。
 
2003年にはビクトリア州で男性43人、女性22人が口頭癌によって死亡している。

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