キャンベラ -政府付属の女性の雇用平等機関(EOWA)は30日、過去3年間で有給の産休を認める会社数がほぼ倍増したと発表した。2001年には同機関の調査対象の会社の23%が有給の産休を認めていたが、2004年には41%へと増加した。
同報告書によると、オーストラリアの会社文化は確実に変化しており、女性社員への見解、待遇は改善している。
しかし、有給産休の増加や女性の雇用体制の改善にもかかわらず、女性は現在でも職場で見えない天井にぶち当たっている。同機関の報告書によると、会社役員会の委員のうち僅か8.6%が女性で、重役では10.2%。