[シドニー/6日]世界18ケ国の人々への人気アンケート調査でシドニーがベスト3に選ばれた。

その調査はアメリカのリサーチ会社GMIとブランディング・コンサルタントのサイモン・アンホルト氏が共同で行った「アンホルト-GMI・シティ・ブランド・インデックス」というもので、リストにあがった30ケ国の都市の中でロンドン、パリについでシドニーは3位に。国内の他の都市の名前は挙がっていない。
GMIのウエブサイトに登録している17502人は、気候、交通、生活費、レジャー、スポーツ、設備とカルチャーの項目においてシドニーを上位にランク。
それらは主にあるイベントと街のシンボルによって導き出されている。2000年に開催されたオリンピックとオペラハウスだ。ボンダイビーチやダーリング・ハーバー、ハーバー・ブリッジさえも押しのけ、回答者の87%がシドニーとオリンピックを結びつけ、またオペラハウスは最も有名な街のモニュメントとされた。
回答者の中で実際にシドニーを訪れたことのある人はごく少数。このことから、いかにオリンピックが人気度を決定づけたかを物語っている。
シドニーは気候、清潔度などで1位にランクイン。58％のアメリカ人、59%のカナダ人回答者はシドニーの食べ物に興味があり、71%のオーストラリア人、59%のイギリス人、53%のドイツ人回答者はショッピング、47%のフランス人、44%のインド人回答者はスポーツが街の魅力だと答えた。