パース - 7日発表された最新の調査結果によると、オーストラリアで過去10年間に1万人以上の老人が過度のアルコール摂取が原因で死亡した。国立薬物研究機関(NDRI)の同報告書によると、65歳以上のオーストラリア人1万592人が1994年から2003年の間にアルコールが直接的な原因で死亡。この中で男性の死因のトップはアルコールの飲みすぎによる肝臓の硬変症と心臓発作で、女性のトップは心臓発作。
また、1日約30人の老人がアルコールに関連した病気で入院している。NDRIは、同調査結果からアルコールに関しての教育を若者だけでなく、年配者にも行うべきと述べた。