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「あの写真は私が撮らせた」とコービー被告の母

[アデレード/13日]バリにて大麻密輸容疑で逮捕され、懲役15年の有罪判決を受けているシャペル・コービー被告の母親は、新たな証拠として注目されていたコービー被告と麻薬密売人と疑われている男が一緒に写っている写真に関し、男がバリの拘置所を訪れた際に母親のパートナーが撮影したものであると証言した。

彼女とパートナーは、バリのレストランでマルとドンという2人の男性と知り合い、コービー被告に深く同情しているということ、そして拘置所にいる彼女に合わせてほしいと頼まれたという。彼らがコービー被告と一緒に写真に写りたいと申し出て、母親のパートナー、グレッグさんが写真を撮った。母親もその写真に写っている。
マルの孫娘が特にコービー被告の事件に関心を持っているということで、同被告は彼女にカードを書いたという。
コービー被告はその男達とは初対面であり、麻薬密売に関わる人物だとは知るはずもないという。問題の写真は、クィーンズランド州とサウス・オーストラリア州が合同で行っている麻薬密売組織の捜査で、密売人と疑われる男の自宅で発見されたもの。当初、2004年にコービー被告が逮捕される前に撮られたものだと考えられていて、バリの検察当局は新たな証拠として注目していた。
クリス・エリソン法相はインドネシア側から写真の閲覧等の要請は今のところとないと述べた。

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