[メルボルン/18日]ジョン・ハワード首相は、クリスマスにイエス・キリスト誕生を祝う宗教的意味合いを取り戻したいと述べた。
ハワード首相は、クリスマスがクリスマスらしかった子供の頃の思い出を語り、キリスト教性を無視した最近の風潮に不快感を表明。クリスマスの時期にキリスト教信仰をないがしろにする人々を軽蔑すると話し、形式的にクリスマスツリーを飾るのでなく、宗教的なしつらえでキリスト誕生を祝うデパートが出て来てもいいのではとサンデー・ヘラルド・サン紙のインタビューに答えた。
また首相は、クリスマスを重視することによってイスラム教やユダヤ教を信仰する人々から反発が起こるとは思わないとのこと。